コンピューターのことを、電子計算機と呼ぶこともあります。コンピューターは計算が得意です。なでしこを計算機として使ってみましょう。
今度はなでしこを計算機として使ってみましょう。 なでしこは計算機としても使えるんですか? 計算は得意中の得意です。
以下のプログラムを実行させてみましょう!
1+2×3を表示。
(上のプログラムを実行してみる。すると、7と画面に表示される。) 計算式では、掛け算の方を先に計算するので、2×3を先に計算して
答えは、7ですね。わぁ!できた!同じように以下の計算式もやってみましょう。
9÷3を表示。 # ・・・答えは、3
12−3を表示。 # ・・・答えは、9
(1+2)×3を表示。 # ・・・答えは、9
さすがコンピューターです。一瞬で答えが表示されますね。
また、カッコ(...)を使った計算では、(...)を優先して計算するのですね。計算機と同じように使えますよね?
計算機だと、カッコが入力できないから、場合によっては、
計算機より便利かもしれないですよ。
次にもっと複雑な計算をして遊んでみます。 1+2.3×4.5÷6−7を表示 答えは「-4.275」と。
小数やマイナスを含む計算もらくらくですね。次に3の5乗を計算する方法です。 3^5を表示 答えは「243」です。
へぇ、ほかにどんな計算ができるんですか?基本的な計算としては以下のものができます。
+ 足し算 − 引き算 × または * 掛け算 ÷ または / 割り算 % 割り算の余り ^ 累乗 ここで注目したいのは、『*』と『/』です。
Windowsの電卓やキーボードのテンキーにも、このマークがありますが、
これは、掛け算と割り算を表す記号なのです。
一般的なプログラミング言語でも『*』と『/』を掛け算と割り算に利用しますので
覚えておいても損はありません。
次にもっともっと複雑な計算をして遊んでみます。
うまく計算できるかどうかを確かめてみましょう。123×456を表示 答えは「56088」と。
この程度ができるのは当然として、こんなのはどうかな?123456789×123456789を表示 実行したら「1.52415787501905E16」だって!
なんですか、これは?!これは、指数表示というもので、あまりに大きすぎたり、小さすぎる数値になると、
正確な数値ではなく、指数形式でだいたいの数値が表示されてしまいます。へぇ〜。
コンピューターといっても、何もかも完璧という訳ではないのですね。
そうそう、普段あまり気にしないけど、電卓だって、あまり大きな数は
計算できないですね。
※計算精度についてはこちらに解説があります。
→次へ