「尋ねる」命令を使うと、ユーザーからの入力を得ることができます。これを使うと、プログラム中でユーザーに質問することができます。
今度はユーザーに何か質問をするプログラムを作ってみましょう。
以下のプログラムは、ユーザーに値段を尋ねて、値段に1.05をかけた
消費税の税込み金額を表示するというプログラムです。「いくらですか?」と尋ねる
それ×1.05を表示。(入力して実行してみる・・・)
いくらですか?と入力するダイアログが表示されました。
適当に100を入力して[OK]を押すと、105が表示されますね。『尋ねる』を使うと、ユーザーが入力した値が
『それ』という変数に代入されるのです。
『それ』に1.05をかけて表示するので、税込み金額を表示できるのです。なるほど。 もうちょっと、別の書き方もできます。 「いくらですか?」と尋ねて値段に代入。
値段×1.05を表示。「(メッセージ)」と尋ねて(変数名)に代入。
と、この書式で書くと、ユーザーから入力した値を変数名に
得ることができます。
「尋ねる」を利用して単位の変換プログラムを作ってみましょう。
以下のプログラムはインチ→メートルの単位変換プログラムです。「何インチですか?」と尋ねて、インチに代入。
メートルは、インチ×0.0254
メートルを表示。実行して、100を入力すると、2.54が表示されます。
やはり、なんとなく意味が分かるのが魅力ですね。そうですね。
プログラムと言っても難しく考えず、完全に分からなくても
使っているうちに慣れて使えるようになります。
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