では、1+1を計算させてみましょう。計算機として使うには以下のように書きます。
1+1を表示
これを実行させてみましょう。実行までの手順はもうマスターしてますね?プログラムを書いたら、実行ボタンを押すか、[F5]ボタンを押しましょう。
では、以下のプログラムではどうでしょう。これは正しく計算結果が表示されません。
#正しくない例
1+1
なぜ、これが思ったとおりの動作をしないのかと言うと、なでしこは、1+1を計算しただけで、画面に表示するというところまで気が回ってないからです。パソコンというのは、とにかく、気の利かないやつで、「1+1」を計算して、それを、画面に「表示してね」と、ここまで親切に書いてやらないといけないのです。
では、せっかくパソコンに計算させるわけですから、人間が暗算で計算するには大変な、複雑な計算をさせてみようと思います。
152×221÷4を表示
次に、これはどうでしょう?
(1+2)×3を表示
答えは、9です。括弧の中は先に計算するので、3と3を掛けて9という答えが表示されます。
こんな感じで四則演算を計算して、その結果を画面に表示させることができます。
また、なでしこでは、以下のように、文章的に計算を記述することができます。
1に2を足して表示
複雑な計算は以下のように一行ずつに指示を書くことで記述できます。
5に2を足す
4を掛ける7で割る2を掛ける10を足す5を引く2を足すそれを表示
答えは、15です。二行目以降は、前行の計算結果をうけて、さらに計算をするというプログラムになります。ちょっと面白いでしょう?
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