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変数を使う

 変数は数字や文章をしまっておける箱みたいなものです。変数を使うと、いよいよプログラミングをしているという気分になれます。
■買い物プログラム
■変数ならではの使い方

買い物プログラム

 買い物に行って、買ったものの合計を計算するプログラムを考えてみましょう。

リンゴは260円です。
ミカンは180円です。
リンゴとミカンの合計を表示。

上のプログラムを実行すると、440が表示されます。

ここで、リンゴやミカンというのが、変数です。変数には数値や文章を入れておける便利な箱なのです。

上のプログラムは以下のように書いても同じ意味です。

260円と180円の合計を表示

しかし、変数を使うことで、その数値が何を表しているのかが分かると、ぐっと計算式も分かりやすくなります。

変数ならではの使い方

以下のプログラムを実行してみてください。ぽこっと、入力用のダイアログが現れ、値段の入力ができます。

「値段を入力してください。」と尋ねて、値段に代入。
値段を表示。

『尋ねる』命令は以下の書式で使います。

「xxxx」と尋ねて、(変数)に代入。

ユーザーが入力した文章や数値を変数に代入します。この仕組みを利用すると、消費税を計算することができます。

「値段を入力してください」と尋ねて、値段に代入。
値段×1.05を表示。

例えば、100を入力すると、1.05を掛けた105が表示されます。変数はこのように、入力された内容を一時的に記憶しておくのに使えるのです。



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