買い物に行って、買ったものの合計を計算するプログラムを考えてみましょう。
リンゴは260円です。
ミカンは180円です。
リンゴとミカンの合計を表示。
上のプログラムを実行すると、440が表示されます。
ここで、リンゴやミカンというのが、変数です。変数には数値や文章を入れておける便利な箱なのです。
上のプログラムは以下のように書いても同じ意味です。
260円と180円の合計を表示
しかし、変数を使うことで、その数値が何を表しているのかが分かると、ぐっと計算式も分かりやすくなります。
以下のプログラムを実行してみてください。ぽこっと、入力用のダイアログが現れ、値段の入力ができます。
「値段を入力してください。」と尋ねて、値段に代入。
値段を表示。
『尋ねる』命令は以下の書式で使います。
「xxxx」と尋ねて、(変数)に代入。
ユーザーが入力した文章や数値を変数に代入します。この仕組みを利用すると、消費税を計算することができます。
「値段を入力してください」と尋ねて、値段に代入。
値段×1.05を表示。
例えば、100を入力すると、1.05を掛けた105が表示されます。変数はこのように、入力された内容を一時的に記憶しておくのに使えるのです。