なでしこの言語仕様


 なでしこプログラムには、何が記述できるのでしょうか。言語仕様の観点からなでしこを眺めてみましょう。

記述できる要素


プリプロセッサ制御文

 ・!変数宣言が必要/不要
 ・!「ファイル名」を取り込む

宣言・定義文

 ・変数の型宣言 (Vとは文字列 / Vとは整数 / Vとは数値 / Aとは配列 / Hとはハッシュ)
 ・関数定義 ( ●関数 (引数, ...) )
 ・グループ定義 ( ■グループ + ミックスグループ )
 ・グループ宣言によるコンストラクタ呼び出し ( Gとは(グループ名) )

代入文

 ・変数への代入 ( VはD / V=D / DをVに代入 )
 ・配列への代入 ( A[I]=D )
 ・ハッシュへの代入 ( H@K=D )
 ・グループ内変数への代入
 ・プロパティへの代入による、セッター関数呼び出し
 ・グループ間代入 ( (グループA)は(グループB) )

制御文・構造文

 ・繰り返し ( Lの間 / Lのループ / Dを反復 / D回 / VでD1からD2まで繰り返す )
 ・分岐 (もしLならば ... 違えば / Dで条件分岐 ... D1ならば ... D2ならば ... 違えば )
 ・エラートラップ ( エラー監視 ... エラーならば )
 ・ループ制御 ( 抜ける / 続ける )
 ・実行制御 (おわり / 終わる / 待機 / Sをナデシコする / エラー発生 )

実行文

 ・戻り値のない関数呼び出し
 ・特殊変数「それ」に戻り値を暗黙に代入する関数呼び出し

☆式要素としては

定数

 ・展開あり文字列 例:「ABC」
 ・展開なし文字列 例:『ABC』
 ・整数定数 例:123
 ・実数定数 例:10.5

変数参照

 ・システム変数  例:ナデシコバージョン 他多数
 ・ユーザ定義変数
 ・グループ内変数
 ・プロパティの読み出しによる、ゲッター関数呼び出し
 ・ハッシュ参照
 ・配列参照

演算子

 ・四則演算子 ( + - * / )
 ・文字結合子 &
 ・べき演算子 ^
 ・論理演算子 ( && || )
 ・シフト演算子 ( << >> )
 ・条件演算子 ( = < > <= >= )
 ・かっこ

関数呼び出し

 ・システム関数
 ・ユーザ定義関数